足のむくみ、冷え、だるさ

いつもは毎月1回は身体の調整に来られる50代男性です。
いろいろお忙しかったそうで、今回は2ヶ月ちょっと空いてのご来院でした。

ヒアリング

このところ仕事もプライベートも多忙で、お疲れだったようです。
デスクワーク中心で、神経も使う仕事をされているので、元々は肩こりや背中の張りといったことが主なお悩みだったのですが、今回は間が空いてしまったこともあってか、いつもとは体調が違うようでした。

これまでなかった足のむくみがひどく、足元が寒くも感じるし、足がパンパンで、靴を履いて歩くだけでも痛く、帰宅すると動けないくらいツライこともあったとのことでした。

施術

原因の分析と検査

足のむくみや冷え、さらにはだるさを感じるということで、共通して考えられる原因は下肢のどこかの関節(そけい部、膝、足首)で固くなった筋肉が血管やリンパ管を圧迫していて、循環が悪くなっていることです。

リンパの流れが悪ければ、足先からリンパ液が戻って来なくなってむくみます。
血管は、特に静脈系の流れが悪ければ老廃物が滞ってだるさや強いコリを感じます。
そして動脈系の血行不良は冷えの原因です。

この方の場合は、結局のところ足腰の循環不良で諸症状が出ているようでした。
検査してみても、やはりふくらはぎの該当箇所に強い圧痛があり、間違いないと思われました。

実際の施術

足のむくみは、DRT 施術の得意分野と言ってもいいところです。

通常通り DRT にて調整を行ったところ、ふくらはぎの圧痛はほとんどなくなったようでしたので、膝や足首を軽く動かして様子を見ていただいたところ、第一声で

「あ、全然違う!」

とのことで、むくんでパンパンになった感じやだるさがかなり軽くなったとのことでした。

足の冷えとむくみでお悩みのHW様

※ ↑ 施術の効果には個人差があります。

その後、筋肉タイプに合わせた足腰の調整と、足の冷えの急所の調整を行いました。

冷えの急所は右足側にかなりの痛みがありましたので、そちらを操作しました。

今後

今回は一時的な症状だと考えられましたが、問診の時点で座り方が以前よりかなり崩れてしまわれているのが気になっていたので、調整後の状態を長持ちさせるために、まずは正しい姿勢に気をつけていただくようにとお伝えし、また、むくみを起こさせにくい座り方のポイントをアドバイスさせていただきました。

長い間、冷えやむくみが続いていらっしゃる方の場合、通常は1回だけで改善することは難しく、複数回継続して施術を受けていただく必要があります。

六甲仲井整体院