頸椎椎間狭窄(首が常に痛い)

年末から来られている頸椎症の方です。

ヒアリング

20代までボクシングをされていて、やめてから慢性的な首の痛みに悩まされるようになったという40代の男性です。

30代から7年くらいは痛みがずっと続いていて、特に最近の5年間がひどく、昼も夜もモーラステープを貼りっぱなし(就寝前の数時間以外ずっと貼っている状態)で生活しているとのこと。

その他、腰や股関節にも痛みがあるが、とにかく一番困っているのは首だということでした。

病院では次のように言われたそうです。

  • 生理的前弯の消失
  • C7/Th1 椎間の狭窄

(持参された MRI 画像のコピーにも、そう記載されていました。)

つまり、

「ストレートネックになってしまっていて、頸椎7番と胸椎1番(首の一番下の骨と背骨の胸の部分の一番上の骨)の間が狭くなって、神経を圧迫している」

という説明を受けたそうです。

見させていただくと、確かに椎間(骨と骨の間)は狭くなっていましたが、手や指にしびれは全くなく、力もちゃんと入るとのことでしたので、神経の圧迫ではなく、ボクシングで首の筋肉に受けたダメージの問題だと判断しました。

そうであれば、首・肩周辺の筋肉がゆるみ、正常な状態になれば痛みは軽くなっていくことをご説明して施術を始めました。

施術

初回

問診の後、DRT のみを行いました。
施術前の検査として、頭を後ろに反らせる動きを確認したところ、わずかに動かしただけで痛みが出る状態でした。

施術後、もう一度首の動きを確認してもらったところ、後ろへ反らせる角度は大きくなっていたのですが、ご本人の実感としては

「まだ痛いですね…。」

とのこと。

施術前の動き(角度)をご本人が忘れてしまったとのことでしたので、

「最初より角度は深く曲がっていますし、施術前後の検査ポイントの痛みも軽くなっているので、施術の効果はきちんと出ていますよ。」

とお伝えして、継続して来ていただくようにご案内しました。

2回目

前回の施術後、首が楽になった実感はあったとのこと。

初回の時、変化がわかりにくかったことの反省として、2回目は首の動きの確認のため、施術前後の状態(首の反り具合)を撮影させていただきました。
↓ ↓ ↓

頸椎症でお悩みのKM様

明らかに後ろへ反らせる角度が大きくなっていたので、ご自身でも見て納得していただけました。

※ ↑ ご紹介している写真は一例であり、施術の効果には個人差があります。

また、この時は、実感としても後ろへ反らした時の痛みがマシになっているとのことでした。

今後

2回で変化がしっかり出ていたので、このまま続けていただければ相応の改善が見込めると思われます。

六甲仲井整体院